オンラインカジノの賭け方は今まで、豊富なルーレットに合わせて、さまざまなベッティングシステムが生み出されてきました。
そして、最近「マンシュリアン法」というベッティングシステムが話題になっています。
このマンシュリアン法はどのような方法なのか、実際の賭け方やコツ、注意点を解説します。
マンシュリアン法とは?

「マンシュリアン法」とは、ルーレットのコーナーベットを利用する攻略法。
ちなみに、ルーレットにおけるコーナーベットは、1回のベットで4つの数字に賭ける方法で、勝率は約11%、配当倍率は9倍です。
複雑な計算をする必要もなく、5連敗する前に1度でも当たれば利益が出るので非常にシンプル。
さらに、負けた回数が増えるごとに勝率がアップするのもポイントです。
マンシュリアン法で稼げるゲーム

マンシュリアン法は、ルーレットで使用できる、ベッティングシステム。
ルーレットには大きく分けて2種類あります。
「0」が1つ(シングルゼロ)の「ヨーロピアンルーレット」と、「0」と「00」(ダブルゼロ)がある「アメリカンルーレット」です。
コーナーベットの勝率は、ヨーロピアンルーレットが10.8%(4/37)、アメリカンルーレットが10.5%(4/38)。
配当は、どちらも同じ9倍なので、アメリカンルーレットよりヨーロピアンルーレットのほうが当たりやすく、稼ぎやすいといえます。
フレンチルーレットも「0」がひとつだけなので、マンシュリアン法で稼ぎやすくなっています。
また、短時間でベットできるのもマンシュリアン法の特徴。
そのため、ベット時間の短いライブルーレットでもマンシュリアン法を使うことが可能です。
マンシュリアン法のやり方

マンシュリアン法を使う前に、まず「1単位」あたりの金額を設定します。
今回は、わかりやすいように、1単位を1ドルに設定。
つぎに、好きなところでいいので1か所コーナーベットを1単位賭けます。

今回は「1,2,4,5」にベット。
負けたら、また新しいところにコーナーベットを1単位賭けます。
前回出た数字を含むコーナーベットに賭けると、迷わずにベットすることができます。

今回は「31」が出たので「31,32,34,35」に追加でベットしました。
ここでも負けたら、次は3回目のベット。
また、新たにコーナーベットを追加し、さらに各ベットの賭け金を倍にします。

今回は、「14」が出たので「13,14,16,17」に追加でベットし、各ベットの賭け金を2ドルにしました。
合計6ドルのベットになっていればOK。
3ゲーム目も負けたら、次は4回目のベット。
また、新しくコーナーベットを追加し、各ベットの賭け金を倍にします。

ここでは「29」が出たので「26,27,29,30」にベットし、各ベットの賭け金を4ドルに。
これで合計16ドルのベットです。
さらに負けたら、最後に5回目のベット。

「28」が出たので「25,26,28,29」に追加でベットし、各ベットの賭け金を8ドルにしました。
合計40ドルのベットです。

ここで「13」が出て、72ドルの配当が得られました。
ここまでのベット額を差し引いても「40-(1+2+6+16+40)=+7」で利益確定です。
マンシュリアン法は、1度でも勝った時点で利益が確定するので、ここで1セッション終了。
まだ稼ぎたい場合は、また最初から繰り返します。
まとめると、5回以内に勝つまでコーナーベットを1か所づつ増やし、またそれぞれのベット額も「1単位→1単位→2単位→4単位→8単位」という風に増やしていくのがマンシュリアン法です。
マンシュリアン法の賭け方のコツ

連敗が続くとベットする箇所が増えていくマンシュリアン法は、それに比例して勝率も上がっていきます。
たとえば、上の画像のようにベットした数字をかぶらせずに賭けた場合。
5ゲーム目の勝率は約54%となります。
ちなみに、ヨーロピアンルーレットでマンシュリアン法を使った場合の、各ゲームの勝率と損益額はこのようになります。
| 1ゲーム目 | 2ゲーム目 | 3ゲーム目 | 4ゲーム目 | 5ゲーム目 | |
| 的中率 | 10.8% | 21.6% | 32.4% | 43.2% | 54.1% |
| 損益額 | 8ドル | 6ドル | 9ドル | 11ドル | 7ドル |
上の的中率は、すべて違う数字に賭けた場合の確率です。
高い勝率を活かしたいのであれば、なるべく同じ数字に賭けないのがおすすめ。
また、逆に同じ数字にベットした場合。

上の画像では「26,29」がそれに該当しますが、このタイミングで「26,29」が当たった場合。
2か所のベットが当選扱いとなるため、通常の2倍の配当を得ることができます。
ですが、これではマンシュリアン法の強みである「勝率の高さ」が活かされません。
そのため、数字が重複しないようにベットするのがおすすめです。
マンシュリアン法を使う際の注意点

マンシュリアン法は、5ゲーム目までに1度でも当たれば利益が確定する手法ですが、逆に言ってしまうと5回のゲームで1度も当たらないと損失が確定します。
下は、1単位を1ドルに設定してマンシュリアン法をおこなった場合の損益額をあらわした図。
| 勝利ゲーム | 1ゲーム目 | 2ゲーム目 | 3ゲーム目 | 4ゲーム目 | 5ゲーム目 | 6ゲーム目 |
| ベット額 | 1ドル | 2ドル | 6ドル | 16ドル | 40ドル | 96ドル |
| 累計ベット額 | 1ドル | 3ドル | 9ドル | 25ドル | 65ドル | 161ドル |
| 配当額 | 9ドル | 9ドル | 18ドル | 36ドル | 72ドル | 144ドル |
| 損益額 | 8ドル | 6ドル | 9ドル | 11ドル | 7ドル | -17ドル |
5ゲーム目までは利益が出ますが、6ゲーム目で勝っても損失となっていしまいます。
そのため、マンシュリアン法を使う際は「5連敗したら損切りする」ことが大切です。
また、マンシュリアン法は3ゲーム目のベットからすべてのコーナーベットのベット額が倍増される仕組み。
そのため、5回ベットするのに最低1+2+6+16+40=65単位必要となります。
マンシュリアン法を使うときは、自分の資金に見合った金額でおこないましょう。
例えば、1単位=1ドルに設定した場合、最低でも100ドルあれば余裕をもって実践できます。
マンシュリアン法でルーレットを攻略しよう

マンシュリアン法は、ルーレットで使用できるベッティングシステム。
5回までのゲームで1度でも当たれば必ず利益が確定し、さらに勝率も高い手法です。
賭けるのはコーナーベットのみ、3ゲーム目からベット額を倍にするだけというシンプルな点もポイント。
ルーレット初心者の方でも、少し練習するだけですぐに実践することができます。
マンシュリアン法を使ってルーレットを攻略してみましょう。