「カジノの女王」ルーレットは、これまで数多くの攻略法が生み出されてきました。
そのなかでも、約95.5%の勝率を誇る「ベアビック法」というものがあります。
なぜ、ルーレットでそのような高い勝率を出すことができるのでしょうか。
今回は、ベアビック法の解説と稼ぎやすいゲーム、実際の使用方法とメリット・デメリットを解説します。
ベアビック法とは?

「ベアビック法」とは、ルーレットのストレートアップに賭けるシステムベットです。
「ストレートアップ」は、別名「シングルナンバー」といって1つの数字に賭ける方法。
ストレートアップの勝率は約2.7%、配当倍率は36倍です。
そのストレートアップが賭けられる37か所(38か所)のうち、35か所に賭ける方法がベアビック法。
「0」が1個のヨーロピアンルーレットの場合、37か所のうち35か所をカバーするため、当選確率は約94.5%(35/37)。
このように、ルーレットで非常に高い勝率を得られるのが、ベアビック法の最大の魅力です。
ベアビック法で稼げるゲーム

まず、前提としてベアビック法はルーレット専用の攻略法。
基本的にベアビック法が使用できるのはルーレットです。
しかし、ルーレットの中にも大きく分けて「ヨーロピアンルーレット」と「アメリカンルーレット」の2種類があります。

ヨーロピアンルーレットは、「1」~「36」と「0」が1つ(シングルゼロ)の計37個の数字があるルーレット。

それに対して、アメリカンルーレットは「1」~「36」と「0」、「00」(ダブルゼロ)の計38個の数字があるルーレットです。
ベアビック法は、35個の数字に賭ける方法なので、それぞれの当選確率は、ヨーロピアンルーレットが約94.5%(35/37)、アメリカンルーレットが約92.1%(35/38)。
アメリカンルーレットは、はずれの数が1つ増えるので、ベアビック法を使うのであればヨーロピアンルーレットの方が稼ぎやすくおすすめです。
また、ヨーロピアンルーレットと同じシングルゼロを採用している「フレンチルーレット」も、ベアビック法に適しています。
ベアビック法を実践する際は、ヨーロピアンルーレットかフレンチルーレットのどちらか好きな方を選びましょう。
ベアビック法のやり方

それではここで、ベアビック法のやり方について見ていきます。
今回は、ヨーロピアンルーレットで実践。
まず、ゲームを始める前に、ひとつの数字にベットする金額を決めましょう。
ここでは、わかりやすいように「1ドル」に設定します。
金額を設定したら、実際に賭けていきます。
「1」~「36」・「0」の37個の数字のうち35か所に、先ほど設定した金額をベット。
ベットしない数字は2つだけです。
ベットする35個の数字は、自分の好きな数字でかまいませんが、迷ったときは「0」と前回出た数字以外にベットするのがおすすめです。

今回は「0」と「22」以外の35か所にベット。
計35ドルのベットになっていればOK。

ボールが「2」に入り、36ドルの配当。
35ドルをベットして36ドルの配当なので、差し引き1ドルの利益が出ました。
また、ここで負けてしまった場合は、35ドルの損失です。
ベアビック法の賭け方のコツ

ベアビック法は「カラムベット」や「ダズンベット」といったアウトサイドベットを使うことで、チップを置く場所を減らし、時間を短縮することができます。
「カラムベット」と「ダズンベット」は、それぞれ数字の書かれているエリアの右側と下側にある場所。
例えば、カラムベットを利用したベアビック法の場合。
ここでは、ひとつの数字に1ドル賭けるケースで考えます。
まず最初に、チップをかけない2か所を決めます。
今回は「0」と「17」に設定。
ベットしない数字が決まったら、それらの数字が含まれないカラムベットに、それぞれ12単位賭けます。
そのため、ここではカラムベットの上の段と下の段に、それぞれ12ドルずつベット。

これで、24個の数字にベットしたことになります。
あとは、真ん中の段の「17」以外の数字にそれぞれ1単位ずつ賭けます。

これで、ベットが完了。
チップを置く場所は13か所だけなので、手間がかからずに短時間でベットすることが可能です。
また、ダズンベットに関しても同様。

設定した数字が含まれないエリアに12単位、それ以外の数字に1単位ずつベットします。
ベアビック法のメリット・デメリット

ここまで、ベアビック法の簡単な流れを見てきました。
ここで、ベアビック法のメリットとデメリットについて解説します。
ベアビック法のメリット

ベアビック法の1番のメリットは、なんといっても「高い勝率」です。
ヨーロピアンルーレットでの勝率は約94.5%と、ほかの攻略法に比べてもかなりの高水準。
確実に1勝したい時に、ベアビック法の勝率の高さが活きてきます。
また、仮に外れたとしても損失額は必ず35単位なので、資金管理が簡単なこともメリットです。
ベアビック法のデメリット

ベアビック法は勝率が高い反面、ベット額に対する利益額が非常に少ないのがデメリット。
1ドルを35か所にベットして勝っても、利益は1ドルだけです。
また、いくら勝率が高いといっても、負けるときは負けてしまいます。
ヨーロピアンルーレットでの勝率が94.5%なので、負ける確率は5.5%。
つまり、「100ゲームに5回」、「20ゲームに1回」負ける計算になります。
「20ゲームに1回負ける」と言われても、少ないように感じるかもしれませんが、ルーレットは過去の結果が次回のゲームに影響を及ぼさない「独立事象」のゲーム。
そのため、5.5%の負けが2回、3回と連続することもあります。
さらに、ベアビック法で負けたときは35単位の損失。
この損失をベアビック法で回収するのは非常に難しいのもデメリットです。
ベアビック法は短期決戦でこそ輝く!

ベアビック法は、ルーレットで勝率94.5%を誇る攻略法。
しかし、負けた時の損失が大きいので、長時間の運用には向いていません。
そのため、ベアビック法を使う際は、利益が少額でも負ける前に利益確定することが大切です。