シフトベット法とは、プロのギャンブラーやカジノディーラーが一番おすすめする必勝法。
マーチンゲール法のようにさまざまなゲームで使える攻略法ではなく、ルーレットに特化した攻略法です。
アメリカンルーレットで使用するのがこの方法。
この記事では、アメリカンルーレットをプレイする方向けに、シフトベット法について徹底解説します。
シフトベット法とは?

シフトベット法とは、アメリカンルーレットの盤面配列を利用し、9ヶ所にストレートベット賭けをする戦略です。
赤黒や偶数奇数のベットは約50%の確率で勝つことができます。
しかし、ボールが1つ隣に転がるだけで、全く逆の結果になってしまうことも。
ボールが少し転がったとしても、それをカバーするのがシフトベット法の特徴。
アメリカンルーレットの盤面を4分割にし、1ゲームで1エリアすべてにチップを賭けます。
1エリアは9ヶ所(0や00を含むと10ヶ所)になるので、必要チップ枚数は9枚〜10枚。
エリアが当たれば、ボールが多少転がったとしても36倍の配当を得ることができます。
シフトベット法のやり方

アメリカンルーレットの盤面をよく見ると、対角線上に数字が交互に並んでいることがわかります。
例えば「0」の対角線上は「00」、「1」の対角線上は「2」。
このホイールを4分割にします。
| エリア | 数字 |
|---|---|
| 0を含むエリア | 0 2 9 11 14 23 26 28 30 35 |
| 00を含むエリア | 00 1 10 12 13 24 25 27 29 36 |
| 753エリア | 3 5 7 15 17 20 22 32 34 |
| 468エリア | 4 6 8 16 18 19 21 31 33 |
ルーレットの盤面配置を覚え、各エリアの数字を覚えることも戦略の一つですが、すべて覚えるのは少し大変です。
数字を覚えるというよりは、チップを配置するレイアウトを覚える方が早いでしょう。
0を含むエリアのレイアウトは以下の通り。

00を含むエリアのレイアウトは以下の通り。

753エリアのレイアウトは以下の通り。

468エリアのレイアウトは以下の通り。

ランドカジノやライブディーラーがいる、オンラインカジノの場合。
ディーラーの癖やボールを投げるタイミングを見て、どの位置に落とすことが多いのかを把握しましょう。
把握できたら、次にどのエリアにボールが落ちるのかを予想し、エリアにチップを賭けます。
ディーラーがおらず、自分でスピンをするタイミングを決められるオンラインカジノでプレイする場合。
自分がわかりやすい位置に0が来たタイミングでスピンしましょう。
ルーレットの空回しを数回繰り返し、どのエリアに落ちることが多いのかの統計を取ります。
753エリアに落ちることが多いと分かれば、753エリアにひたすら賭けるというやり方になります。
空回しができないルーレットであれば、最初に赤黒など1/2の配当がある箇所にベットしてください。
自分がわかりやすい位置に0が来たタイミングでスピンし、落ちたエリアを覚えておきます。
次のベットは、先ほどボールが落ちたエリア。
同じ位置から投げられたボールは、同じような位置に落ちるだろうという予想で賭けるやり方になります。
シフトベット法の注意点

シフトベット法の注意点は、酔っている時や集中力がない時にはやらないことです。
ディーラーの癖やボールを投げ入れるタイミングに、常に意識を向ける必要があります。
また、テーブルによってはプレイヤーが賭け終わった後にしか、ボールを投げないところも。
そのようなテーブルではディーラーの癖も何もわからないので、避けましょう。
しかし、ディーラーがボールを投げる前にしか賭けられないテーブルで、シフトベット法が使えない訳ではありません。
履歴が必ず表示されていますので、0エリアが続いているなら次も0エリアに賭けるなどの方法もあります。
シフトベット法を利用する際のコツ

シフトベット法は、ディーラーの癖を見ながら使用するのがおすすめ。
ディーラーによっては投げ方に癖がありますので、「この人はこの位置に落とすことが多い」という情報がわかってきます。
投げたところから対角線上に落とすことが多いディーラーもいれば、投げたところから見て3時の方向に落とすことが多いディーラーなど。
そのディーラーの癖をチェックし、ボールが落ちる位置にどのエリアが来るのかを予想して賭けましょう。
1つのエリアに対して9ヶ所〜10ヶ所のチップを賭けていますので、多少ボールが転がってもカバーすることができます。
シフトベット法のメリット・デメリット

シフトベット法を使う上で、メリットとデメリットを解説していきます。
シフトベット法のメリット

シフトベット法はストレートベットを行いますので、高配当を獲得することができます。
チップを9枚(もしくは10枚)使い、36倍の配当を受けることができれば、1回のゲームで27単位のプラス。
負けても9単位の損失にしかなりません。
3回に1回勝つことができれば、プラスになります。
さらに、エリアを連続で当てることができれば、一気に勝利金を手に入れることができるでしょう。
シフトベット法のデメリット

注意点でも解説しましたが、シフトベット法を使う時は集中力が必要。
賭け金を、ただ倍にしていくマーチンゲール法やパーレー法とは違います。
1ゲームごとに賭け場所を変え、ディーラーの癖を見ておくという手間もかかります。
また、エリアごとのレイアウトも覚えなければ、シフトベット法を使うことができません。
紙に印刷して見ながら賭ける、ということをしていると、賭け終わる前に時間切れになってしまいます。
レイアウトを覚えるためには、オンラインカジノの無料ゲームなどを利用して覚えていくことがおすすめです。
シフトベット法はルーレットの基礎的な攻略法

シフトベット法は、ルーレット盤の特徴を使った基礎的な攻略法になります。
ディーラーの癖やボールを投げ入れるタイミングなどを意識する必要がありますが、上手くいけば短期間で高配当を得ることができます。
空回しが可能なオンラインカジノなら、しっかりと統計を取ることができるので勝率もアップ。
1/4の確率でストレートベットが当たるので、レイアウトを覚えておいて損はありません。
通常のストレートベットよりも、勝率が高く勝ちやすいのが特徴なので、ぜひ活用してみましょう。