ルーレットには、いくつかの攻略法があります。
その中でも、「勝率98.48%」と圧倒的な水準の攻略法があります。
今回は、そんな勝率98.48%の「2/3ベット法」を、実際のやり方やメリット・デメリットとあわせて解説。
2/3ベット法とは?

「2/3ベット法」とは、主にヨーロピアンルーレットで使用するベッティングシステム。
ルーレットで「特定の条件」が発生したときのみ使用します。
その特定の条件とは、「ダズンベットもしくはカラムベットで、同じ結果が3回連続で当たった時」です。

ダズンベットとは、36個の数字を1st(1~12)・2nd(13~24)・3rd(25~36)に分けたグループのこと。

対してカラムベットとは、数字書かれているエリアを縦に3分割したグループのことです。
ダズンベット・カラムベットともに、1枚のチップで12個の数字に賭けることができ、配当倍率は3倍です。
3/2ベット法は、このダズンベット・カラムベットで、同じ結果が3回連続で当たった時に、次のゲームでそれ以外の2か所に賭けるというもの。
単純な手法ですが、その勝率は理論上98.48%と破壊力はバツグン。
勝率98.48%の理由は、確率論から来ています。
例えば、ヨーロピアンルーレットにおけるダズンベットの1st、「1」~「12」と「0」の13個の数字が当選する確率は、13/37=およそ35.14%。
この事象が、2連続で起こる確率は下記の通り。
35.14%^2≒12.34%
さらに、3連続・4連続で起こる確率は、それぞれ下記のようになります。
35.14%^3≒4.34%
35.14%^4≒1.52%
ここで、4連続で1stもしくは「0」が当選する確率に注目。
「1.52%」と、非常に低いことがわかります。
裏を返してしまえば、100-1.52%=98.48%の確率で「4回目は違う場所が当選する」ということ。
2/3ベットの勝率98.48%は、ここからきています。
2/3ベット法のやり方

2/3ベット法のやり方はとてもシンプルです。
まず、何もベットせずに数回ルーレットを空回し。
すると、ダズンベット・カラムベットの計6か所のうち、同じ所に3回連続で入るタイミングがあります。

今回は、「32」・「30」・「29」と、ダズンベットの1番右側に3回連続で入りました。
このタイミングで、2/3ベット法の出番。
前回のゲームまでに3回連続で当たった場所以外の2か所にベットします。

ここでは、ダズンベットの右側以外の、左側・真ん中にそれぞれ10ドルずつベット。

「21」に入り、ダズンベットの真ん中に賭けた分が当たりました。
計20ドルのベットに対し配当が30ドルなので、差し引き10ドルの利益です。
1度当たった時点で2/3ベット法は終了。
続けてプレイする場合は、ふたたびルーレットを空回ししてベットタイミングを待ちます。
2/3ベット法のメリット・デメリット

ここで、2/3ベット法のメリット・デメリットを解説します。
2/3ベット法のメリット

2/3ベット法の最大のメリットは、なんといっても「勝率の高さ」!
「勝率98.48%」は、ルーレットだけでなく、ほかのゲームの攻略法でも出すことができない数字です。
確実に勝ちたいときにおすすめです。
また、使うチップが少ないので、資金が少ない時にも使用できるのも魅力。
2/3ベット法のデメリット

2/3ベット法のデメリットは、「条件が揃うまでひたすら待たなければならない」ことが挙げられます。
とくに、ライブルーレットは1回のゲーム時間が長いので、2/3ベット法を使用するときは自分でルーレットを回せるビデオルーレットがおすすめ。
また、「2/3ベット法で負け越した場合、損失を取り戻すのが難しい」こともデメリットのひとつです。
2/3ベット法は、2単位ベットして1単位の利益をあげる方法なので、1度負けたら2連勝する必要があります。
そのため、2/3ベット法は長時間プレイするよりも、短時間で利益を確定してしまうのがいいでしょう。
勝率98.48%の2/3ベット法で早めの利益確定を

2/3ベット法の勝率は98.48%と、ほかの攻略法と比べて圧倒的。
そのため、確実に勝ちたい局面で力を発揮します。
しかし、長時間やっていると必ず外れるタイミングが。
2/3ベット法だけでは、その損失を取り戻すのが難しいので、負ける前に利益確定しておくのが大切です。