カジノゲームには、いくつかの「攻略法」と呼ばれるベッティングシステムが存在します。
そのなかで、今回紹介するのは「パーレー法」という方法。
やり方が非常に簡単なので、オンラインカジノ初心者の方にもおすすめです。
パーレー法とは?

「パーレー法」とは、ゲームに勝利したときに、次のゲームはベット額を倍にして勝負するシステムベット。
負けるたびにベット額を倍にする「マーチンゲール法」と対極にある方法なので、別名「逆マーチンゲール法」とも呼ばれます。
| ゲーム数(回) | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
| ベット額(ドル) | 1 | 2 | 4 | 8 | 16 | 32 | 64 | 128 | 256 | 512 |
| 利益(ドル) | 1 | 3 | 7 | 15 | 31 | 63 | 127 | 255 | 511 | 1,023 |
上の図は、初期ベット額を1ドルに設定したときの、連勝数と利益を表した表です。
連勝すればするほど利益が膨れ上がり、10連勝すれば1,023ドルの利益がでます。
しかし、連勝中に1度でも負ければ、最初のベット額分の損失に。
そのため、連勝中のどこかのタイミングで利益確定をする必要があります。
使用できるゲームは、「勝率約50%・2倍配当」のゲーム。
そのため、「ルーレットの赤・黒、偶数・奇数、大・小」「ブラックジャック」「バカラ」「シックボーの大・小」と、多数のゲームで使用できるのがポイントです。
また、FXなどの投資の世界でも、マーチンゲール法とあわせて応用されています。
パーレー法のやり方

パーレー法を始める前に、プレイするゲームと初期ベット額を決めます。
今回は、Play’n GO社の「オリジナルブラックジャック」を、初期ベット額10ドルでプレイ。

まず初戦に勝ち、利益は10ドルです。
次のゲームは、初期ベット分と利益分を合わせた20ドルをベット。

ここで、ブラックジャックが出て2連勝です。
ブラックジャックが出ると、2.5倍の配当が受け取れるので、ここで50ドルゲット。
しかし、ここでは通常の40ドル配当と考えて、3回目は前回のベット額の倍である40ドルをベット。

そして、3連勝しました。
この3ゲームでの合計利益は、10ドル+20ドル+40ドル=70ドル。
さらに、2ゲームでのブラックジャックによる配当もプラスして合計80ドルの利益です。
次のゲームでも勝って4連勝すれば、さらに80ドルの利益が出ますが、もし負けたらここまでの利益が0になります。
そのため、ここでは3連勝で利益を確定。
再び10ドルのベットから始めます。
パーレー法のメリット・デメリット

ここで、パーレー法のメリット・デメリットについて解説します。
パーレー法のメリット

パーレー法のメリットは、「成功すれば資金が大きく増える」という点。
初期ベット1ドルではじめても、5連勝で31ドル・10連勝で1023ドルの利益が出せるので、夢のあるベット法といえます。
パーレー法では「負けても初期ベット額分の損失で済む」のもポイント。
そのため、初期ベット1ドルなら10回負けても、損失は10ドルに抑えられます。
また、資金が少ない時に使用できるのもポイントです。
パーレー法のデメリット

一方、パーレー法のデメリットは、「そもそもの成功率が低い」点。
| 連勝数(回) | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
| 利益(ドル) | 1 | 3 | 7 | 15 | 31 | 63 | 127 | 255 | 511 | 1,023 |
| 確率 | 50.00% | 25.00% | 12.50% | 6.250% | 3.125% | 1.563% | 0.781% | 0.391% | 0.195% | 0.098% |
上の図は、勝率50%のゲームで連勝する確率を表した表です。
2連勝するだけでも25%、5連勝に至ってはたった3.125%しかありません。
連勝しなければパーレー法を使用することができないので、初期ベット額に戻すタイミングは非常に大切です。
また、例えば連勝・連敗がなく、勝ち・負けを交互に繰り返した場合も、パーレー法を使用できずに初期ベット額の損失が重なるだけ。
「結果的に勝率50%でも、連勝がなければ資金が減っていく」点は、大きなデメリットといえるでしょう。
パーレー法の欠点をマーチンゲール法で埋めよう!

パーレー法は連勝すると利益を大きくなるベッティングシステム。
しかし、1度でも負けてしまうと初期ベット額分の損失が発生するのが欠点でした。
そこで、パーレー法とは対極の位置にある、マーチンゲール法を組み合わせた攻略法を紹介。
マーチンゲール法の「1度でも勝てば初期ベット額分の利益が出る」という特徴を盛り込むことで、パーレー法の欠点を補うことが可能です。
パーレー法とマーチンゲール法の組み合わせ方

実際に、パーレー法とマーチンゲール法を組み合わせてブラックジャックをプレイしていきます。
今回も、初期ベット額は10ドル。
まずは、普通に10ドルベットしてプレイします。
ここで勝てば、ベット額を倍にしてパーレー法を継続。

しかし、今回は負け、10ドルの損失です。
パーレー法であれば、次のゲームも初期ベット額でプレイしますが、ここでマーチンゲール法を使用して、ベット額を倍に。
あとは、1度勝つまでマーチンゲール法に則り、ベット額を倍にしていきます。
勝ったら10ドルの利益が出るので、差し引き±0ドル。
再び初期ベット額に戻してプレイします。
これを繰り返していきます。

例えば、パーレー法で2連勝したあと、負けた場合。
この場合でも、損失は初期ベット額分なので、次回は初期ベット額の倍額でマーチンゲール法をおこないます。
まとめると、「パーレー法が失敗したときに出た損失を、マーチンゲール法で取り戻す」イメージです。
パーレー法は使い方次第で強力な攻略法に

パーレー法は、連勝すればするほど効果を発揮するベッティングシステム。
そのため、連勝できそうなタイミングで使用すれば、大きな利益が期待できます。
また、マーチンゲール法を組み合わせることで、パーレー法で発生した損失を補うことも可能。
プレイヤーの活用次第で、パーレー法はより輝きを増します。